棘の迷路の放浪記

ルート389のブログです。趣味などについて適当に書いていきます。

ルート宅オフの取扱説明書

どうもこんにちは。ルートです。

 

今回はうちで開いているオフ会について書いていきたいと思います。

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<目次>

1:この記事を書く目的

2:自宅オフを開く目的

3:どんな人向けのオフなのか

4:今後の展望と個人的な拘り

5:終わりに

 

<1:この記事を書く目的>

宅オフの家主がこういうタイトルでこんな記事をわざわざ書く場合については恐らく、何かオフで困る事があって、それについてやんわりと共有したり、注意したりする為に書かれる場合が多いという印象を持つ方もいると思います。

なので予め断っておきますが、自分は今の宅オフ環境に非常に満足しています。

モチベが高く、マナーの良い参加者の皆さんに恵まれて、いつも楽しいオフにして貰っている自分は幸せ者だと思っています。

 

その状況でこの記事を書く理由は主に下記の2点です。

・自宅オフを始めて数か月が経過し、雰囲気がある程度固まりつつあるので、参加を検討している方にどういうオフなのかを説明できる下地が整ったと判断したため。

・オフのルール・諸注意の欄やツイッターの説明文だけでは、自分が宅オフを開く狙いについて書ききる事ができず、そうするにはブログの様な形式が必要なため。

 

前者について、宅オフの雰囲気は主に家主の裁量で決まるものだとは思っていますが、そうは言っても色々な方が参加しますし、元々思い描いていたものと実態とが必ずしも一致しない事も多々あると思います。とりあえずオフを数か月やってみて、うちはこんな感じです、とある程度主張できるものを掴めたと思うので、ここではそれについて書いていきます。詳しくは後で書きますが、どんなオフなのかを事前に明言しておく事は特に今の首都圏のオフ環境では非常に重要だと思っています。

 

後者について、参加者全員に読んで欲しいと思う内容はあまり事細かにくどくど書くのもいかがなものかと思い、かなり厳選したり端折ったりして書いている部分が実は相当量あります。このブログを読む人は暇人しかいないはずなので、そういった書ききれていない内容についてもしっかり書いていこうと思います。

 

<2:自宅オフを開く目的>

自分が自宅オフを開く理由・目的について、まず始めに要点をまとめると以下の経緯があります。

 

スマブラSP神ゲーなので、より楽しむ為に対戦の腕を磨きたい

・オン対戦はラグがどうしても気になってストレスが溜まるので自分には無理

・自分の生活リズムに自然に組み込み、かつ対戦時間を確保するのに有効

 

自分はスマブラを初代から全作品遊び、既に10年以上スマブラオフの界隈にいますが、スマブラSPは文句なしにシリーズ史上最高傑作だと確信していて、対戦ゲーム界隈においても覇権を獲り得るタイトルだと思ってます。それくらい楽しめてますし、このゲームにのめり込んでいます。ただ何となく動かしてるだけでも十分楽しいですが、より深く楽しむ為にはやはりそれなりに作品についての知識と理解を深め、腕前を磨くのが欠かせないだろう、という考えから、隠居のエンジョイ勢から数年ぶりに競技シーンへの復帰を目指す様になりました。

SPはオン対戦の環境が充実しており、そこで手軽に腕前を磨くプレイヤーが大勢います。ところが自分はこれまでオフ対戦を中心にやってきており、ラグのあるオンの対戦は以前からずっと苦手にしていました。一応、今の自宅にもオン対戦の環境はあり、回線の質も悪くない様なのですが、それでも自分には無理でした。オン対戦が実力を磨くのに有効である事を否定するつもりは全く無いですが、残念ながら自分には向いていない様なので、別の方法を模索する事になりました。

オンが駄目なら必然とオフ対戦になる訳なんですが、オフはオフで対戦できる環境が首都圏には豊富に揃っています。それらのイベントや宅オフにそのまま乗っかれば特に投資も何も必要としないため手軽ですし、宅オフを開く前は自分もそのつもりでいました。ところが現状、自分の自宅の近隣にはその様な場がなく、また界隈の盛り上がりに対してイベントの供給が追い付いておらず、常にコメントレースが発生する状況では対戦する機会を安定して確保するのは難しいとも感じていました。そうした状況から、自分の裁量で対戦の場を設定する事ができ、時間を有効活用しやすい自宅オフの開催を目指す様になりました。

というのは半分建前で、本当は自宅の内装を見せびらかしたいが為にやってます。

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これらを滅茶苦茶平たく書くと、自分がスマブラの実力を磨くのに有効な手段が自宅オフを主催する事だったからですね。なのでこの思想が自分の価値観や環境の変化により崩れたり、そもそもスマブラのモチベが無くなったりすればルート宅オフは消滅します。あとはいきなり無職になったりしてもオフの継続はちょっと難しいかもしれないです。その時はどなたか雇ってください。何でもはしません。

 

<3:どんな人向けのオフなのか>

ルート宅オフ募集用のアカウントのプロフィール欄には以下の文言を入れています。

スマブラカタンのやる気があり、ルールを守って楽しく参加できる方は実力問わず歓迎します。

上記の通り、うちのオフは実力は一切不問です。中にはオフは初めて来ましたという人から、大会でも上位に入れる様な人まで様々なプレイヤーに参加頂いています。上級者同志で実力を高め合ったりする事も勿論していますが、初心者の方にも要望があれば対戦のレクチャーの様なものを気軽に行う雰囲気もあります。

 

イベントを設定するからには、誰もがある程度目標とする形を持っているはずです。例えば自分の場合、これはコンセプト的には、『人をより多く集める』戦略を取っており、またそれを明確にしているという事です。当然自分の趣味でそうしている訳ですが、この単純明快なコンセプトを設定した狙いは実は非常に多岐に渡ります。多いので以下に箇条書きします。

 

・参加するメンバーが固定化されにくいので、より多くのキャラの使い手が集まり、毎回新鮮な対戦ができる

・参加するメンバーが増えれば、人が集まるかどうかの読み合いや必要以上の根回しをしなくても済む様になりやすい

・参加するメンバーが増えれば、より多くのプレイヤーと交流の輪が広がる

・参加者が多く集まれば、それだけ盛り上がっている様に見えやすい

 ・やる気のある人は自然と伸びるので参加時点での実力は考慮する必要性を感じない。また成長が見られればこちらも嬉しい。

 

勿論人を多く受け入れる事にはデメリットもありますが、自分としては上記のメリットが余りにも大きいため、このコンセプトにする事に迷いはありませんでした。ただし、これはあくまでも自分の趣味に沿ったやり方なので、それぞれの主催毎に趣味丸出しのオフがあって良いと思います。と言うかそれが自然だと思います。

最初からオフの目的を明示しておけば、例えば『身内オフなので一見さんはお断りします』でも『チームオフやります!固定相方いる方のみ募集!』でも『公式大会に向けてアイテム有り乱闘の練習します!』でも『レート制限かけてストイックなタイマンオフやるぜ!雑魚は呼んでねーよ!』でも大いに有りだと思います。大事なのは参加者同士のミスマッチを防ぐ事なので、それぞれがどんなオフなのかをはっきりさせておく事が事故を防ぐ、ひいてはそのオフを盛り上げる事に繋がると思います。

特に首都圏の場合、宅オフも対戦会・大会も豊富にあり、非常に多くの選択肢があります。なので、プレイヤーはその中から自身の目的になるべく合致するオフを選んで参加する事ができますし、事故を防ぐ為にもそれが重要だと考えています。宅オフを開いている身でこれを言うのもアレなんですが、スマブラーの皆さんには色々なオフに顔を出す事で、視野や交流を広めつつ、自身に合うオフを探して欲しいと思っています。自宅に引きこもってるだけの自分が言うのもホントどうなのって思うんですけど…

ちなみに最悪なのは、初オフ初心者歓迎などと銘打っておきながら、実際には身内で固まってろくに新規の方の相手をしなかったり、舐めプで相手をおもちゃにしたりするオフなので、オフを主催する人はそういうのをやるのだけは勘弁してください。流石に最近ではそういうオフはあんまり無いと思いますけど…。

 

<4:今後の展望と個人的な拘り>

上記の通り、自分がスマブラの実力を磨くのに有効な手段は自宅オフを主催する事だと自分では思っているので、これが崩れない限りはルート宅オフは続けていきたいと思っています。参加者の方からはオフの維持費として毎回参加費も頂いておりますが、維持費からは少し余裕が出ますので、それらを設備投資にも充てたいと考えています。残念ながらそんなに高給取りではないので、しばらくは大掛かりなアップデートは難しいと思いますが、どうせこのゲームはすぐには終わらないので長い目で見てやって頂ければ幸いです。

 

ここから先は、自分の個人的な拘りで、恐らく多くの方には賛同されないものだと思っていますが敢えて書いておこうと思います。

 

自分がオフを開く理由については先にも挙げた通り、自分が強くなるためという完全に利己的な理由なのですが、副産物的に対戦・交流の場の1つとして認知される事で、界隈の盛り上がりに少しでも貢献できたら…くらいのぼんやりした気持ちも持ってはいます。うちのオフも界隈の盛り上がりに乗じてこの先も盛り上げていければなと考えてはいますが、その過程においてこのオフがブランド化したり、特定の集団として認知されたりする事は自分は望んでいません。

例えば、うちのオフやその参加者について、自分以外の方が「ルート宅勢」と呼称する事について、特にこれを禁止する考えはありませんが、自分から使う事は絶対にしません。あくまでもうちは数ある対戦をする場の1つに過ぎないので、そこに人を縛る様な行為を主催としてはしたいとは思わないからです。また、スマブラカタンのやる気があり、ルールを守って楽しく参加できる方なら誰でも気軽に参加して頂ける場にしたいので、殊更に他のオフと環境について比較したり、誇張した宣伝をされたりするのも、敷居が高くなる事に繋がるリスクがあると考えているので望んでいません。所詮は一般プレイヤーが道楽で開いているだけの宅オフです。そんなものにブランド的な価値は皆無です。

 

割と卑屈でドライな拘りを並べた自覚はありますが、別に不必要に慣れ合いたくないとか、身内はいらないとかみたいな理由ではなくて、少なくとも主催としての立場の上では新規にも常連にも平等でいたいと考えての事です。自分が根暗のコミュ障なので特にそうなんですが、初めて行くオフに対し、自分がちゃんとその場に受け入れられるのか、という不安は多かれ少なかれ誰もが持つと思います。オフ自体が初めての人なら尚更そうでしょう。そういった方にもなるべく足を運んで貰える様、参加のハードルを高くしない様にする為には、制度の上で平等である事や、イベントに特別感を持たせない事は絶対に無くてはならないと思っています。上で書いた拘りは結構極端に寄った例だと思っていますが、まぁそういう考えもあるもんだと軽く思って貰えればと思います。

 

<5:終わりに>

 割と長々と書き、目次に沿った内容をしっかり書いているはずなのに、タイトルについて要領を得ない内容にしかなってない感を今更になってかなり覚えています。理系には文章書くの難しいですね。取扱説明書って言ったって別に長々とルールについて書いたってしゃーないだろとも思ってはいるんですけど。

適当にまとめると、ルート宅は楽しみながらスマブラカタンの腕を磨きたい人を歓迎してるので、気軽に参加してみてくださいという事ですね。そういえばカタンの話何もしてねーのな。まぁいいや(適当)

自分は長い目で見てこのゲームを楽しみたいと思っているので、今までに来た事のある方も、これから来るであろう方も、これからもどうぞ宜しくお願いします。

 

それではまた。